<楽しみながら書いてみよう!〜お習字〜>
本園では、帝京大学書道部に協力いただきながら幼児書字教育プログラムを行っています。子どもたちが好奇心と創造力を育みながら、筆記具を扱うトレーニングを実践する中で、文字の書き方や形、音との関連性を学ぶための様々な活動を行います。
このプログラムを通じて、子どもたちが好奇心や想像力を育みながら、文字を書く、読む力の素地を身につけ、来るべき小学校での学びをスムーズにスタートすることを目的としています。
年少組は“筆で線を引くことに慣れる(たくましい線を身につける)”ことを目標に、毛筆だけでなく、基礎を身につけるために短いクレパスを使用しながらしっかりとつまみ、力を入れて書く、という取り組みを行っています。
年中組には、年少時に身につけたつまむ力を基に、“基本点画につながる用筆法の習得”を目標に、書き始めにしっかり力を入れて入りの点を意識すること、目的に向かってしっかりと強い線を書く、という取り組みを行っています。
年長組は、年中組までの基礎を意識しながら“毛筆書写の入口に立つ(線と字形を考えて簡単なひらがなとカタカナを書く)”ことを目標に、はねる・とめるを意識しながら書く、という取り組みを行っています。
普段から不定期に行われる『お習字』の時間を楽しみにしている子は多く見られます。
始めは静かに取り組む雰囲気に恐る恐る筆を走らせていた子も、経験を積み、年長組にもなると力強い文字書く姿が見られます。
文字を書くことを通した学び=『書字教育』が幅広い学びの連鎖を生み、子どもたちの健やかな発育に繋がっていくように、今後も書道の活動を続けて参ります。