年中組さんでは1学期に夏野菜を育てる活動を行って、お野菜の栄養に興味を持ち、食育活動へと繋がっています。

1学期に、担任が『食べ物レンジャー』のお話をしました。
食べ物の中には
赤レンジャー…からだを大きくしたり力持ちになる食べ物
黄レンジャー…元気に遊ぶための力になる食べ物
緑レンジャー…病気から守ったり、肌がツルツルになる食べ物

がいて、3人が力を合わせるとスーパー食べ物レンジャーになるんだよと言った話をしたところ、その日の昼食から「これは何レンジャー？」「お肉食べたから筋肉ムキムキになってきた！」と栄養を意識しながら食べようとする姿が見られるようになりました。

少しずつ自分たちでもどの食べ物が何レンジャーかがわかるようになってきた2学期に入ってからは保育者が用意した、『食べ物マグネット』の中からお当番さんが一日一つの食材を選んでどのグループの食べ物かを発表する時間を作りました。

自分たちで考えて「ナスは緑グループです！」と発表できるようになりました。だんだんと「こんにゃくは黄色？緑？」など先生達でも悩むような食材もこたえられるようになってきました。
食べ物レンジャー、食べ物マグネットの活動を行うようになってから、苦手だったお野菜に挑戦したり「これは黄色レンジャーだから食べると沢山元気が湧いてくるよ」というような前向きな姿が見られるようになったという嬉しいお話がお家の方からも聞かれています。

様々な食育活動によって、子ども達の食への興味関心が深まっているようです。